かゆみ 原因

なぜかゆくなる?体に起こるかゆみの原因とは

かきたくてかきたくてたまらない不快な感覚のかゆみ。痛みでこそないものの、頻繁にかゆみが生じるとイライラしてしまうこともありますよね。それに、虫刺されなどのはっきりした理由がないのにかゆくなったりすると、対策や予防をすることも難しいと思います。

 

 

 

そこで今回は、部位や場面ごとに生じるかゆみの原因について詳しくご紹介したいと思います。

日常生活におけるかゆみの原因

 

私たちが普段生活している中でも、意外なところにかゆみの原因は潜んでいます。ついやりがちなちょっとした行動が、厄介なかゆみを引き起こしているのかもしれません。

皮膚の乾燥

冬の寒い時期に、これまで一切感じなかったかゆみを感じてしまうという人も多いのではないでしょうか?実はそれ、乾燥が関係しているかもしれないんです。

 

 

 

本来、肌は角質層によって水分を肌内部に留めてくれています。それにより乾燥も防ぐ役割があるのですが、空気が乾燥していたりスキンケアの方法が間違っていたりすると、簡単に角質層に傷がついてしまいます。

 

 

 

角質層が傷つくと、水分を留めていたバリアの役割がなくなり、内部から水分がどんどん出て行ってしまうのです。そうして乾燥肌ができあがります。

 

 

 

一度乾燥肌になってしまうと、外からの小さな刺激がかゆみに変わりやすくなります。

 

 

 

外の空気の乾燥もそうですが、加齢も大きく関係しています。年齢を重ねるにつれどうしても肌の水分量や皮脂量が減り、どうしても乾燥しやすくなってしまうため必然的にかゆみを感じることも増えるというわけです。

汗による炎症

運動などで汗をかいたあとにかゆみを感じること、ありますよね。これにはいくつかの原因があります。

 

 

 

一つは汗が蒸発することによって肌の状態が乾燥してしまうということ。もう一つは、汗の成分によって肌の弱酸性が崩れてしまうことと考えられています。

 

 

 

どちらにしても、汗を放置せずにすぐに拭き取ったり、洗い流したりすることが重要になるということです。

敏感肌

化粧品などが顔に合わずにすぐに赤くなったりヒリヒリしてしまう、というのは敏感肌の特徴です。肌表面のバリア機能が常に低下しているような状態なので、服や髪の毛がちょっと触れただけでもかゆみを引き起こすこともあります。

 

 

 

大人になってから敏感肌になったという人は、生活環境の悪さや間違ったスキンケアをしているということが原因として考えられます。

かぶれ

肌のかぶれは「接触皮膚炎」とも呼ばれます。肌に対して刺激のある物質に触れることによって、ヒリヒリした痛みやかゆみを感じるようになるのが特徴です。かぶれでイメージしやすいのは、赤ちゃんに使うオムツでしょうか。

 

 

 

繊維だけでなく、金属や洗剤などが原因物質になることもあります。

発疹・かゆみを引き起こす皮膚疾患

 

かゆみや発疹を引き起こす疾患には様々な種類があります。中でも代表的なものをいくつかご紹介します。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、遺伝や生活環境、ハウスダストなどの影響で発症する皮膚疾患です。

 

 

 

アトピーで引き起こされるかゆみは何らかのアレルゲンを外に排出されるためのものですが、かいたからといって症状が治まるわけではありません。むしろ、かきたいという欲望に任せてかきむしっていれば肌はどんどん傷つき、余計に乾燥などの刺激を感じてかゆみが生じる可能性が高まってしまいます。

 

 

 

アトピーのメカニズムについてはまだはっきりとは解明されていないのですが、肌への刺激となる物質を避けること、なるべくかかないことが改善への近道と言えるでしょう。

じんましん

じんましんは、ヒスタミンというかゆみを引き起こす物質が血管などを刺激することから起こるとされています。

 

 

 

じんましんと一口に言っても実はいくつか種類があり、大きく「特定の刺激によるもの」と「原因が分からないもの」に分けられます。特定の刺激というのは、温熱、発汗、食べ物など人によって様々です。原因が分からないじんましんは、すぐに症状が引くものもあれば1ヶ月以上続くものもあります。

あせも

通常、汗というのは汗孔という穴から排出されます。しかし、汗がなかなか乾かないような環境に長時間いると汗が正常に排出されず、皮膚の中にたまり炎症を起こしてしまいます。これがあせもです。

 

 

 

ヒリヒリとした痛みだけでなくついかきたくなってしまうようなかゆみも生じるため、子供だけでなく大人でも厄介な疾患なんです。

水虫・白癬症

水虫は、カビの一種である「白癬菌」が足の皮膚に寄生して起こる病気です。感染力が強く、水虫になっている人の足に触れたものを共用していると移ってしまうこともあります。

 

 

 

高温多湿を避け、常に清潔な状態を心がければ防ぐことはできますが、一度なるとつらいかゆみに悩まされること必至です。

デリケートゾーンのかゆみの原因

 

体の中でも、かゆみを感じることで特に不安になるのがデリケートゾーンではないでしょうか。デリケートゾーンのかゆみから考えられる原因についていくつかご紹介します。

ムレ

下着の締め付けやナプキンなどが影響して、デリケートゾーンはとてもムレやすい部位です。ムレは不快なだけでなく、その環境のせいで雑菌が繁殖しやすく、かゆみやにおいが生じることもあります。

体調が悪い

体調が優れずに免疫力が低下していると、肌は敏感になっているのでかゆみも感じやすくなります。体調だけでなくストレスが関係することもあります。

強い摩擦をかけている

デリケートゾーンを常に締め付けるような服装をしていたり、強くこするように洗っていたりしませんか?これらは刺激にしかならず、デリケートゾーンへかゆみや乾燥を引き起こす原因にもなりかねません。

病気

デリケートゾーンのかゆみで代表的なものと言えば「カンジタ」です。カンジタ菌は元々は誰もが持っている菌なのですが、ストレスがたまっていたり免疫力が落ちていたりするとかゆみなどの症状が現れることがあります。

 

 

 

おりものや陰部の皮膚の状態がいつもと違っていたら、病気も疑ってみると良いかもしれません。

病気による皮膚トラブルの可能性も

 

皮膚自体にはかゆくなる原因はないものの、かゆみが出る疾患を皮膚そう痒症(ひふそうようしょう)といいます。かゆみの種類や程度は特に決まっておらず、長期的にかゆみが出るものもあればたまに出る程度のものもあるようです。

 

 

 

かゆみがあることに間違いはないためどうしてもかいてしまいがちですが、そのせいで通常の発疹などと区別がつきにくいこともあります。

 

 

 

なお、皮膚そう痒症には全身にかゆみが生じる全身性皮膚掻痒症と、特定の部分のみにかゆみが生じる限局性皮膚掻痒症があります。

 

 

 

それぞれ、原因として考えられる病気には以下のようなものがあります。

 

 

 

【全身性皮膚掻痒症】

 

・慢性腎不全
・糖尿病
・痛風
・鉄欠乏性貧血
・更年期障害

 

 

 

【限局性皮膚掻痒症】

 

・腟カンジダ症
・腟トリコモナス症
・前立腺がん
・前立腺肥大症
・便秘

 

 

 

その他にもストレスが原因となっていることもあります。何か異変や不安を感じたら、すぐにでも医師の診察を受けることをおすすめします。

まとめ

 

かゆみというのは、ふとした拍子に感じることが多いものです。その原因は、日常生活におけるものから皮膚疾患によるものまで様々です。誰にでも起こりうるものもあれば、何らかの病気がかゆみとなって現れているという可能性もあります。

 

 

 

アトピーや敏感肌など、かゆみの原因について自分で把握している人はまだしも、突然かゆみが現れた場合や内臓疾患の可能性がある場合、「すぐ治るだろう」と放置していては症状が悪化する一方かもしれません。

 

 

 

ただのかゆみと甘く見ずに、普段の生活環境や自分の肌の様子としっかり向き合ってみましょう。

 

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